共感のプロセスをつくる (PART2)

不動産会社の共感つくり

共感のプロセスをつくる (PART2)

前投稿では発信した情報が「理解」されるために情報はシンプルな状態まで削り落とすことの重要性を指摘した。

理解された情報がどのように共感につながっていくかであるが、読んだ情報の内容が「腑に落ちる」ということが第一条件である。要は「納得」できるということだ。

「理解」し「納得」できただけではまだまだ「共感」と言える状況ではない。人が共感するには、自分の心に響くものがあるかどうかである。伝える情報の中から浮き出て来る人間味もそのひとつの要素である。

少し視点をかえると、共感は自分と相手だけで成立するものもあるが、自分と相手との立場が違う(利害関係がある等)場合はなかなか成立しにくい。そこに損得勘定をはじめとするバリア(防御本能)が生まれるからである。

「共感」の前に立ちはだかる壁をどのようにクリアし、共感を得れるか。それ(共感が生まれる情報環境)を考え創り出すのが情報デザインである。

共感つくりの必要条件はいろいろあるが、他人事のように発信された情報(メッセージ)では相手の心に伝わらないということをまず念頭にいれておくべきである。

インターネットが発展した最大のエネルギーは匿名性であったと筆者は考えている。しかし、ここ数年で情報の本人性が重要な鍵を握りはじめた。フェースブックの発展もその流れだった。自分事で発信された情報だから、人は興味を持ち耳を傾ける。それがタイムラインに記録されて時系列に表現されたものが、心に刺さりはじめるので情報を共有する(シェア)という行動に繋がっている。  自分事を自分で理解できないひとはいない。整理されてない人は多いが(苦笑)

最後に、自分ゴトで考えて情報発信することは、自己中心的な情報を発信することではない。読んでいる相手のために自分は何ができるかを発信することが重要であるということを筆者の自戒の念も込めて書き加えておく。

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